こんにちは。サッカーに活かせるフットサル戦術第4弾はカーテンという動きです。
カーテンとは?
カーテンはマッチアップしているボールホルダーと敵DFの間を横切る動きです。
カーテンのメリット
①自分が元居たスペースを使わせる
②敵DFがボールホルダーへアプローチするのを妨害
③受渡しのミスの誘発
④瞬間的に数的優位を作る事でフリーになりやすい
カーテン実践例
実践例を見てみましょう。サンプルはホッフェンハイムのグリリッチュとウート、ナポリのカジェホンです。
グリリッチュの例は効果①と②、ウートとカジェホンは③と④。味方のプレーのサポート、自らの得点機会の創出。このどちらにも活きるテクニックです。
ウートとカジェホンの例はボールホルダーの外を大回りするのではなく、前を横切ることで最短・最速で瞬間的な数的優位を確保、シュートに持ち込んでいます。DFからすると対応が非常に難しく、両シーン共にDFがバランスを崩しています。
おわりに
フットサルでは低い位置、組立て段階で活かされることが多いようですが、サッカーではこういった速攻時に組み込んでみても面白いですね。