Sorare(ソーレア/ソラーレ)は、サッカーのデジタルトレーディングカードゲームです。
現実の試合結果が反映されるゲーム性が面白く、選手のカードはNFTやブロックチェーンの技術を活用して管理されているといった点が注目されています。
この記事では、そんなSorareの特徴や注目されている理由について詳しく解説します。
どんなゲームなのか詳しく知りたい!という方向けの内容になっています。
実際に始めてみたい方は、別の記事で始め方やチュートリアルの進め方を詳しく解説していますので、そちらをご覧ください。
豊富なライセンス
Sorareは世界中のクラブのライセンスを取得しており、現在は245クラブの選手が収録されています。
※記事更新時点の数字(2022/6/21)
リーグとしては、ブンデスリーガ・ラリーガ・リーグ1・エールディビジ・セリエA等の世界トップのリーグやJリーグも網羅しています。多くのクラブのライセンスを取得できている点で、ゲーム自体の信頼性も高いです。
※プレミアリーグはリバプールのみ収録。
※各リーグには、一部収録されていないチームもあり。
現実の試合に連動したゲーム性
Sorareは「ファンタジースポーツ」に分類されるゲームです。プレイヤーは自分の理想のチームを作成することを目標とします。
FIFAやe-Football(ウイイレ)のようにフィールド上の選手を操作するゲームではなく、サカつくに近いイメージです。
当然、作成したチームでスコアを競うことになりますが、そのスコアを決定するのは、「現実の試合での選手の活躍度」となります。
チームに入れた選手がその週の試合でゴールやアシストを決めればスコアが上がり、パス・ドリブルのミス等の失点に繋がるプレーがあればスコアが下がります。
Sorareのゲーム性は、端的に言えば「選手の活躍度予想ゲーム」となります。
リアルのカードと同じように価値を持ちトレードできる
ゲームで使うデジタルカードは全てNFTになっています。
NFTについての詳しい説明は省きますが、ここではSorareのカードの特性や、NFTであることで生まれるメリットについて説明します。
カードの発行数について
Sorareではシーズン毎に世界中の選手のカードが発行されます。
各選手のカード発行数には上限が設けられていて、レア度ごとにその数が決まっています。
レア度と発行上限の組み合わせは表のとおりです。
レア度 | 発行数 | カードの色 |
---|---|---|
Unique | 1 | 黒 |
SuperRare | 10 | 青 |
Rare | 100 | 赤 |
Limited | 1000 | 黄 |
例えば、20-21シーズンのレヴァンドフスキのUniqueカードは、世界でたった1枚しか発行されません。Uniqueカードは、ゲーム内でのスコアが高いことや、その少ない発行数から非常に価値が高くなります。
ブロックチェーンとNFTの活用
せっかく手に入れたカードも、データのコピーや改ざんによって価値が薄れたり、盗まれるなんてことがあっては困ります。
そこで登場するのが、NFT・ブロックチェーンといった技術です。
カードをNFTとして実装してデータをブロックチェーン上で管理することで、上記のような不安要素を排除でき、世界に1枚だけのカードという価値を担保できます。
また、一般的なゲーム内のアイテムは、運営している会社がデータを全て保持しているのに対して、Sorareで発行されたカードは、運営会社ではなくブロックチェーン上で管理されます。そしてトレードして手に入れたカードは、プレイヤーのウォレット内に保存され、カードは本当の意味で自分のものになります。
なんと、将来的にSorareのサービスが終了したとしても、集めたカードのデータは自分の手元に残るんです。これは従来のスマホゲーム等ではあり得ないことですよね。
こういった技術の活用によって、Sorareのカードはプレイヤー自身が保有できるものとなっており、存在する数に限りがあるために希少性や実用性が高いものほど価値が付くという、現実のトレーディングカードに近いものになっています。
稼げるゲーム(PlayToEarn)
カードに価値があるということは、無償・もしくは安く手に入れたカードを高く売ることで利益を出すこともできます。
Sorareでは、プレイヤー同士でカードを売買するマーケット機能があり、日々大量のカードが売買されています。売買には、現実の通貨ではなく仮想通貨(ETH)を使います。
サッカー好きにとっては、単純にゲームとして面白いのですが、現在は”稼げる”という部分に注目が集まっており、それを目的にプレイしている人がほとんどです。
このゲームで仮想通貨を稼ぐ方法は大きく分けて2つです。
ゲームの報酬で稼ぐ
作成したチームのスコアでランキング上位に入ることができれば、報酬としてカードがもらえます。
優秀な選手を手に入れたら、それを使って更に上位を目指すこともできますし、他のプレイヤーに売却することで仮想通貨を手に入れることもできます。
トレードで稼ぐ
例えば、まだ出場機会に恵まれていない有望な若手選手がいれば、ゲーム内の実用性が低いため、安く購入することができます。その選手が将来的にチームのスタメンとなり活躍するようになれば、カードの価値はきっと上がるでしょう。
このように、ゲームのプレイだけでなく価値が上がりそうな選手を見つけて押さえておけば、トレードだけでも仮想通貨を稼ぐことができます。
おわりに
Sorareの魅力を少し掘り下げてみましたが、いかがだったでしょうか。
日本であまり流行ってこなかったファンタジースポーツというジャンルで、新感覚のゲームを遊ぶことができる。また、仮想通貨を活用することで、ある程度お金を稼げる可能性を秘めている。というのがこのゲームの魅力だと思います。
加えて、ゲームの性質上、選手が集まってしまえばあとは週に1~2回チームを設定して後は結果を待つだけですので、画面に張り付いて操作するスマホゲームに疲れた人にとっては、疲れることなく遊べるゲームでもあると思います。
気になった方は、ぜひ始めてみてください!
ゲームを始めた人が最初に躓くと思われる、選手の購入方法については近いうちに別記事で詳しく書く予定です。
今のうちにユーザー登録して、チュートリアルでゲーム性をつかんでおきましょう!
始め方は、こちらの別記事でまとめています。
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